犬の白内障手術後の問題点

犬の白内障手術は、手術自体がうまくいったからいって、安心できるわけではありません。

術後にも様々な問題をはらんでいる可能性があるからです。

たとえば、後発白内障といって、術後、しばらくしてから、また残した後嚢が濁ってくることがあります。

そうなると、再手術ということになります。

また、術後、挿入した眼内レンズがずれてしまうことがあります。

これは手術のときに眼内レンズの固定がうまくいっていなかったり、前嚢が時間の経過と共に縮んできてずれてしまうようです。

また稀なケースではありますが、脱臼といってレンズが落ちてしまうこともあります。

それから、術後の炎症の問題があります。

これは手術中に何らかの原因で今日毒性の菌が入った場合に起こります。

術後、3日から1週間の間に起こります。

炎症が起こった場合は、眼内レンズを除かなければならなくなったり、視力も悪くなってしまう場合が多いようです。

また、同じ炎症でも、数ヶ月以上たってから起きる場合もあります。これは通常の弱毒性の菌が大量に入ったことで起こります。

さて、このような炎症が起こらないために、術前、術後しばらくの間、目薬をささなければならないわけですが、

犬がじっとしなくて、うまく目薬がさせなかったり、飼い主が忙しくて目薬をさせなかったりなどの理由で、

術後のケアがうまくできなくて、炎症を引き起こしてしまうこともあるようです。

ここが犬の白内障の難しいところです。

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