犬の白内障手術の問題点

犬の白内障手術にはいくつかの問題点があります。

一つ目に、白内障の手術がきちんとできる動物病院がそれほど多くはないということです。

ですから、まず病院探しから始めなくてはなりません。

二つ目に、手術そのものが難しいというリスクの問題があります。

たとえば、麻酔は全身麻酔になります。

獣医は麻酔科の専門というわけではありませんし、全身麻酔そのものにリスクがあります。

また水晶体は人間のものに比べると硬くて大きいので、手術に時間がかかります。

ですから手術そのものが難しいということと、その分感染症を引き起こすリスクが高くなるという問題があります。

三つ目に、術前、術後のケアがきちんとできるかという問題があります。

簡単に言えば、目薬をさすことができるかということです。

普通目薬を犬は嫌がります。犬の性格によっては、手術が受けられない場合もあります。

また、飼い主も犬に一日数回の目薬をさす余裕があるかという問題もあります。

四つ目に手術代が高額という問題があります。

ペット保険に加入していなければ、ひとつ30万円前後かかります。

五つ目に、白内障の手術が成功する確率は高いですが、しかし、人間に比べると低くなります。

せっかく手術をしても結局視力が回復しなかったり、再発したりというリスクがあります。

このように、人間で言えば、白内障は簡単な手術であるというような言い方がされることがありますが、犬の場合はそうでもないのです。

実際には人間の白内障の手術もとても繊細で、熟練を要するもので、医師から言わせると、かなりプレッシャーを感じる方もあると言います。

犬の場合はなおさらのようです。

ですから、リスクのほうが高いと判断された場合、手術そのものが拒否されることも病院によってはあるようです。

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