犬の白内障手術の内容

犬の白内障手術は、基本的には人間の場合と同じように進めていきます。

まず最初に術前検査を行います。

この検査がとても重要であり、また難しいところだと言われています。

たとえば、電気網膜図や眼内用の超音波診断装置を参照するなどして、手術の効果があるかないかを判断します。

しかし全国の動物病院でも、そのような器械を備えているのはあまり多くはないという問題をかかえています。

せっかく手術をしても、うまくいかにケースが犬の場合はかなりあります。

ですから、肝心なのは、手術をしたら、回復が見込めるかどうかの判断なのですが、次のような方法でも確認ができるそうです。

まず犬を真っ暗な部屋に入れ、5分間待ちます。

5分たったあと、犬の眼の約10センチくらい先からフラッシュをたきます。

このとき犬がフラッシュに驚いてぴくっと動けば、その眼は手術すると見える可能性があるそうです。

術前準備として、抗生物質の点眼を開始し、感染症のリスクを減らします。

手術は全身麻酔で行います。

人間の場合、局部麻酔ですので、比較的簡単ですが、全身麻酔にはやはりリスクが伴います。

手術は超音波乳化吸引術という方法で、白濁した水晶体を取り除きます。

まず、水晶体を包んでいる嚢という薄い透明な膜に2,3ミリの穴を開け、そこから中の濁った水晶体だけを超音波で砕いて液化させ取り除きます。

濁った水晶体を取り出したあとは、残っている嚢の中に眼内レンズを挿入します。

ここが難しいそうです。

というのは、嚢がとても薄い膜で、簡単に破れてしまうからです。

その膜を破らずに中身だけ取り除くには、かなりの熟練を要するようです。

手術後も感染症などのリスクを予防するために、およそ3ヶ月間点眼しつづけます。

犬の場合、やはりじっとして目薬をさすことができるかが問題になります。

 

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