ドッグクララスティルは特許承認されているの?

人用白内障点眼薬クララスティルは2010年9月に世界で始めてアメリカで特許承認されました。

つまり、その効果や安全性、またいままで誰も発明したことのない、新しい薬であることが認められたということです。

この意味するところは、実に大きいと思います。

クララスティルは10年に亘る臨床実験の結果、人だけではなくイヌ科の動物とウサギにも同様の効果があると判明しました。

その結果を受けて開発されたのが犬&ウサギ用の白内障目薬『ドッグクララスティル』です。

人と同様に犬やウサギの白内障に効果のある薬はこれまで一つもありませんでした。

動物病院で白内障と診断されても、もらえる目薬は白内障を治すのではなく、白内障の進行をただ遅くするだけだったのです。

つまり、白内障は自然治癒せず、一度発症したら、進行をとめることはできなかったのです。

そこで白内障を治療するには手術という手段に頼るしかなかったのですが、

人間の場合に比べて、犬の白内障の手術は、環境的にも、技術的にも、あまり良好とは言えず、飼い主は難しい選択を迫られていました。

しかし、このドッグクララスティルの登場と、特許の承認により、事態は少しずつ変化してくるだろうと思います。

つまり、手術に代わる新しい治療法として、ドッグクララスティルによる治療が加わるということです。

いま、日本やEUでも特許を申請中だと言いますから、特許が認められれば、医薬品として認められる可能性がぐんと出てきそうです。

白内障の治療をあきらめていた人にとっては、朗報だと思います。

ドッグクララスティルって医薬品なの?

ドッグクララスティルって医薬品なの?と問われたら、薬なんだから、医薬品でしょう、と答えたくなります。

しかし、医薬品には定義があって、薬事法で定められたものしか医薬品とは呼べないのです。

たとえば、厚生省に認可され、薬局などで誰でも購入できるものでなければ、厳密には医薬品と呼ぶことができないのです。

EUやアメリカでは市販されているのにと、不思議な気がしますが、日本の薬事行政は、いろいろと難しい問題を抱えていますよね。

よくニュースで話題になるのが、子どものポリオワクチンです。

海外ではもっと良い新ワクチンを使っているのに、日本ではいまだ古いものを使っています。

結局、行政は責任が取りたくないからか、いつも及び腰です。

確かにどんな薬にもリスクはあります。

その意味では日本も自己責任という意識を持たなければならないのだろうと思います。

しかし、その薬がどうしても必要なのに、行政の許可がないから、使うことができないというのは、とても残念なことです。

ただ、個人責任という意味では、個人が未承認の薬、つまり医薬品とはまだ認められていない薬を輸入することは許されています。

自分の体は自分が責任を持つ。

ペットの体もそういうことになるのだろうと思います。

ただフィラリアの薬のように明確に禁じられているものもあるようですが、

ドッグクララスティルは今のところ、副作用の報告もないようですから、比較的安心して使用できるようです。

ドッグクララスティルは日本で承認されているの?

ドッグクララスティルは日本では承認されているのだろうかとい疑問を持つ人もいると思います。

実際には、まだ承認されているわけではありません。

EUやアメリカでは承認されているのに、日本ではなぜ?とこれまた疑問が残るところですが、

これは薬の承認にいたる制度の違いが大きいようです。

そこで、薬局では購入することのできない未承認の薬を、インターネットを通じで輸入代行してくれるサイトがたくさん出てくるようになりました。

薬事法では、未承認薬を業者が販売することはできませんが、個人が輸入することまでを禁じてはいません。

しかし、個人で輸入したくても、どのようにしたら良いかわからないというのが、多くの人たちの意見だと思います。

ですから、輸入代行のサイトがあるわけです。

れはユーザーにとってみれば大変ありがたいことです。

ドッグクララスティルは、そのような輸入代行のサイトを通して購入することが可能ですが、しかし、ここには注意も必要です。

もし、その未承認の薬を飲んで、何か問題が生じても、輸入代行のサイトが責任をとるわけではないからです。

彼らはあくまで輸入を代行する業者にすぎないのです。

つまり、自己責任ということですね。

この辺の事情をしっかりと理解しておく必要はあると思います。

ドッグクララスティルって白内障に効くの?

水晶体の酸化を防ぐ成分が含まれていることによって、犬の白内障の予防と改善に効果があるとされるドッグクララスティルですが、はたして本当に効果があるのでしょうか。

臨床試験では、次のような結果が認められたと発表されています。

一日2回、3ヶ月間使用した臨床試験の結果、

・ 90%に視力の改善が認められた。

・ 88.9%に光のまぶしさに改善が認められた。

・ 41,5%に水晶体の濁りが改善し、透明性が認められた。

これは、人間の場合のデータですが、犬の場合も、ほぼ同様の結果が現れたそうです。

この数字だけからみると、ドッグクララスティルはかなりの効果が期待できそうです。

ただし、個体差はあります。特に、発症してどれくらいたつのかということは、大きく関係してくるようです。

たとえば、加齢性の白内障の場合、発症してから1年未満の犬にもっとも早く、また大きな効果が現れたそうです。

やはり早期発見、早期治療というのは、どんな病気でも有効なのです。

しかし、白内障を発症して、2年目以降の犬にもかなり良い効果が見られたそうですから、あきらめていけません。

また、白内障にはいろいろな原因があるのですが、加齢性の白内障だけではなく、

若年性の白内障でも効果が認められたそうで、白内障の種類はあまり関係がないようです。

これらのデータはあくまでメーカ側の数字ですので、実際のところはこれからということなのでしょう。

特に日本においては、購入が可能になってからまだそれほど月日が経っていませんから、これからいろいろと口コミで書き込みがありそうです。

しかし、アメリカで特許が承認されていることを見ると、臨床試験のデータの信憑性を認めているということになります。

これはかなり説得力のあることではないかと思います。

いずれにしても、すぐに効果が現れるというより、ある程度時間が必要のようです。

ドッグクララスティルってどんな目薬?

最近ネット上で、ドッグクララスティルという犬の白内障に効く目薬が話題になっています。

なぜそれほど話題になっているかと言いますと、これまでそのような白内障に効果がある薬が、世界中どこにもなかったからです。

まさに画期的な薬なんです。

白内障という病気は人間同様、犬もなります。

白内障という病気は多くの人がかかる病気ですので、耳にしたことはあることと思います。

しかし、これまで白内障に効果のある薬が一つも存在しなかったということをどれほどの人が知っていることでしょう。

おそらく、白内障にかかったことのある、あるいは周りで白内障の人がいる人でなければ、とんどの人が知らないことではないかと思います。

そう、これまで白内障に効果のある目薬は一つも存在していなかったのです。

そこに突如登場したのが、このクララスティルなんです。

犬用の場合はドッグクララスティルといいます。

フランスなどではすでに早くから市販されていたようですが、アメリカでも2010年9月に特許が承認されて、その確かな効果と、画期的な発明であるということが認められました。

実際にどの程度効果があるかと言いますと、一日2回、三ヶ月間使用した臨床試験の結果、90%に視力の改善が見られたそうです。

また41,5%に水晶体の濁りが改善し、透明性を取り戻すことができたと発表されています。

しかも、副作用もほとんどありません。

残念ながら、日本ではまだ厚生省の承認が出ていませんが、今年からネットなどを通して輸入が可能となりました。

一か月分で12800円と、ややお値段はしますが、画期的な薬であるということと、手術をしなくて良いというメリットを考えれば、決して高いとは言えないと思います。

もともとは、人間用として開発されたものですが、10年にわたる開発の段階で動物実験を行い、犬にもとても効果があることがわかり、ドッグクララスティルとして販売するようになったようです。

新しい治療法

白内障は手術でなければ治りません。

しかし、その手術には様々なリスクがあったり、費用が高額でできなかったりした場合、

もう白内障に対してどうすることもできないでしょうか。

実は、最近新しい治療法ができたとして、世界的に話題になっているのをご存知でしょうか。

それはこれまで不可能と思われていた白内障に効果がある目薬がついに開発されたのです。

この新薬を開発したのは、ロシア人科学者のマーク・バビザエフ博士という人で、

Nアセテルカルノシン(NAC)という複合アミノ酸が、人間や犬の白内障の治療に効果があることを発見したのです。

そして10年にわたる動物実験や臨床試験により、その効果が確かめれ、ついに新薬の開発となったのです。

この画期的な新薬は、クララスティル(犬用はドッグクララスティル)という名前で、まずは欧米を中心に販売されることになりました。

その後、アメリカでは2010年9月に特許が承認され、その効果の高さや画期的な薬であることが広く認められることになりました。

クララスティルは一日2回、3ヶ月程度使用することによって、視力の改善や水晶体の透明性が認められるようになるとのことです。

また副作用もなく、安心して使えます。また、白内障の予防の効果もあります。

クララスティルの仕組みを簡単に言うならば、それは水晶体の酸化を防ぎ、老化させないということのようです。

しかし、クララスティルは老化による白内障のみならず、若年性やアトピー性の白内障にも効果が認められたそうです。

いずれにしても、目薬で白内障が治るとするならば、白内障の常識が大きく変わりそうです。

犬の白内障手術後の問題点

犬の白内障手術は、手術自体がうまくいったからいって、安心できるわけではありません。

術後にも様々な問題をはらんでいる可能性があるからです。

たとえば、後発白内障といって、術後、しばらくしてから、また残した後嚢が濁ってくることがあります。

そうなると、再手術ということになります。

また、術後、挿入した眼内レンズがずれてしまうことがあります。

これは手術のときに眼内レンズの固定がうまくいっていなかったり、前嚢が時間の経過と共に縮んできてずれてしまうようです。

また稀なケースではありますが、脱臼といってレンズが落ちてしまうこともあります。

それから、術後の炎症の問題があります。

これは手術中に何らかの原因で今日毒性の菌が入った場合に起こります。

術後、3日から1週間の間に起こります。

炎症が起こった場合は、眼内レンズを除かなければならなくなったり、視力も悪くなってしまう場合が多いようです。

また、同じ炎症でも、数ヶ月以上たってから起きる場合もあります。これは通常の弱毒性の菌が大量に入ったことで起こります。

さて、このような炎症が起こらないために、術前、術後しばらくの間、目薬をささなければならないわけですが、

犬がじっとしなくて、うまく目薬がさせなかったり、飼い主が忙しくて目薬をさせなかったりなどの理由で、

術後のケアがうまくできなくて、炎症を引き起こしてしまうこともあるようです。

ここが犬の白内障の難しいところです。

犬の白内障手術の費用

犬が白内障を発症した場合、手術で治すことになりますが、手術に踏み切らない飼い主もたくさんおられます。

というのは、手術にはリスクが伴うことと、犬の寿命は人間よりずっと短いので、そのことを考慮してということがあるのだろうと思いますが、

それを同時に手術にかかる費用の高さがネックになって手術ができないという場合もあるようです。

白内障手術費用は病院によっても若干違うようですが、平均すると、検査料も含めて、片目につき30万円前後は必要のようです。

これは保険がない場合の人間の白内障手術費用とほぼ同額です。

つまり、犬の手術は人間とほぼ同じような器具を使い、同じような手術を行うということです。

むしろ、犬のほうが人間より難しいくらいですので、その分も含まれているのかもしれません。

白内障の手術にかかる費用の大まかな内訳は、術前検査料、水晶体超音波乳化吸引術にかかる費用、眼内レンズ挿入にかかる費用、そして入院代や薬代ということになります。

それらを合わせた合計金額が白内障の手術に必要な費用ということになります。

ちなみに人間の白内障手術も以前は、水晶体の入れる眼内レンズが保険適用外だったので、かなり高額でした、

しかし、幸いなことに、平成4年の4月以降は、眼内レンズも保険が適用されるようになりました。

つまり、人間の場合もけっこうな額が必要だったのです。

また今でも、遠近両用の多焦点レンズを挿入する場合は、保険適用外になります。

高額な手術費を軽減させるために、ペット保険もあります。

犬種として白内障にかかりやすい犬もいますので、ペット保険に加入しておくと安心かもしれませんね。

犬の白内障手術の危険性

犬の白内障手術には少なからず危険が伴います。

・全身麻酔

人間の白内障の場合は局部麻酔で手術が可能ですが、犬の場合は暴れたりしないように全身麻酔となります。

しかし、全身麻酔にはリスクもともないます。

・手術の難しさ

白内障の手術はとても繊細な手術です。熟練した技術が必要になります。

また、犬の水晶体は硬いために、その分余計に難しくなり、時間もかかります。

また、薄い水晶体嚢が破ける危険性や、角膜が損傷する危険性もあります。

・出血

手術中の出血の危険があります。術中に眼底出血が起こった場合はとても危険です。

出血が激しければ、視力の回復が望めない場合も出てきます。

・炎症

細菌による感染症の危険性もあります。

感染症は、手術中や術後に、何らかの原因で眼の中に細菌などが入り込むことで起こりますが、犬の白内障手術は時間がかかりますので、その分リスクが高くなります。

もそも100%安全だと言い切れる手術などありません。

また人間のお医者さんはそれぞれ専門の科があって、分担して治療にあたりますが、獣医は一人ですべての科を見なければなりません。

それが何を意味するかはおわかりになると思います。

リスクを少しでも回避するためには、評判の良い、また設備のしっかり整った病院を選んで手術をうけさせることではないかと思います。

犬の白内障手術の問題点

犬の白内障手術にはいくつかの問題点があります。

一つ目に、白内障の手術がきちんとできる動物病院がそれほど多くはないということです。

ですから、まず病院探しから始めなくてはなりません。

二つ目に、手術そのものが難しいというリスクの問題があります。

たとえば、麻酔は全身麻酔になります。

獣医は麻酔科の専門というわけではありませんし、全身麻酔そのものにリスクがあります。

また水晶体は人間のものに比べると硬くて大きいので、手術に時間がかかります。

ですから手術そのものが難しいということと、その分感染症を引き起こすリスクが高くなるという問題があります。

三つ目に、術前、術後のケアがきちんとできるかという問題があります。

簡単に言えば、目薬をさすことができるかということです。

普通目薬を犬は嫌がります。犬の性格によっては、手術が受けられない場合もあります。

また、飼い主も犬に一日数回の目薬をさす余裕があるかという問題もあります。

四つ目に手術代が高額という問題があります。

ペット保険に加入していなければ、ひとつ30万円前後かかります。

五つ目に、白内障の手術が成功する確率は高いですが、しかし、人間に比べると低くなります。

せっかく手術をしても結局視力が回復しなかったり、再発したりというリスクがあります。

このように、人間で言えば、白内障は簡単な手術であるというような言い方がされることがありますが、犬の場合はそうでもないのです。

実際には人間の白内障の手術もとても繊細で、熟練を要するもので、医師から言わせると、かなりプレッシャーを感じる方もあると言います。

犬の場合はなおさらのようです。

ですから、リスクのほうが高いと判断された場合、手術そのものが拒否されることも病院によってはあるようです。